プロレスブーム?なにか間違っている気がする…
今やニュース番組でも当たり前のように見るようになったプロレス。棚橋弘至主演映画「パパはわるものチャンピオン」が公開される等、10年前ではありえないくらい盛り上がっていますね。
これから書くのは新日本プロレスと比べて…の記事ですので他の団体と比べられたくない!と思う人はブラウザバック推奨です。
果たしてプロレスブームと言っていいのか…
テレビでは当たり前のようにプロレスブームだ!とプロレス界全体が盛り上がっているみたいな感じで言っていますがそんなことはないと思います。
プロレスブームではなく、新日本プロレスブームなのです。
オカダカズチカを始め、メディア露出が多い棚橋弘至、真壁刀義等がテレビに出演しているだけで、他の団体で滅茶苦茶盛り上がってる!などは考えられないです(ドラゴンゲートくらいかなぁ…)。
実際に会場に足を運んで来てくれている観客数をみると一目瞭然です。
例えばですが…
2018年4月新日本:両国国技館
オカダカズチカVSザックセイバーJr 観客数:9882人
2018年9月NOAH:両国国技館
丸藤VSヒデオ・イタミ 観客数:6285人
2017年8月全日本:両国国技館
メジャー三団体の同じ会場でも3000人以上離れています(全日本は今年のじゃないですが)。しかも新日本は攻めていますよね。ザックセイバーを両国のメインイベントに出して約1万人集めるのは今の勢いを表しています。
しかもコンスタントに新日本はビックマッチをやっていますからね、G1に関してはほぼビックマッチ用の会場でしかやっていませんからね。
後楽園ホールの集客
では、他の団体は今後どうしたら新日本に追いつけるのでしょうかと考えた際、後楽園ホールで興行を開催した場合毎回満員出来ればビックマッチにも人が集まるでしょう。
新日本以外の団体ほぼ全てに当てはまるのですが現時点では、その団体の至宝のベルトをメインイベントに使って後楽園ホールで試合をしています。それでも満員にならない場合があります。
これがなにを意味するのかというと、集客したいからと言って防衛戦を後楽園ホールで何度もやるべきではないことを意味していると思います。
団体最上位のシングルベルトの価値とは…
三冠にしろGHCにしろ本当は後楽園ホールより大きい会場で試合がみたいです。
ただ…後楽園より大きい会場で試合をすると空席が目立ってしまうのが悲しいところです。なのでベルト戦の回数を減らし本当に温存したカードで防衛戦を行うべきなのです。
後楽園で三冠、GHC戦の防衛戦が組まれたとします。その1か月後には両国で三冠、GHC戦が行われるとします。
約8000人程会場キャパに違いがありますよね?そうなるといつも後楽園でやるのに両国でそのカードで埋まるのか等、考えてしまいます。
新日本プロレスのIWGPは大きい会場、少なくとも3000人(地方)の会場で行われるのでベルトの価値を落とさず、1試合の期待感を落とさず観客が集まってきます。
僕みたいにひねくれた考えを持つと、後楽園すら埋まらないのにベルトの試合にわざわざ行きたいとは思えないですね。
なのでかつての三冠、GHCの価値を取り戻す為にベルト戦は無理にでもいいので大きい会場でやってほしいです、たとえ埋まらないとしてもです。
本当のプロレスブームになって欲しい…
いつしかのオカダカズチカのマイクで「プロレス界に金の雨が降るぞ!」と言っていたのを思い出します。かつて色々な団体が勢いをもっていた時代に戻って新日本と対等なレベルになり夢の対戦カードが見たいです。
他の団体に絡むメリットが新日本プロレスにはありませんからね…。あっても人数過多で余った人材を出稼ぎに行かせるぐらいでしょう。
新日本以外の団体にもいい選手は沢山います。各団体でPRをして一人でも多くの人をプロレスファンにしていかないとブームは来ないです。もういっそのこと団体合併などしても面白いかもしてないですね。新しい風が吹かないとプロレスは面白くなりませんので、プロレスファンの想像を焚きつけるような仕掛けを提供し続けて欲しいです。
こんな記事を書いてしまったということは、全日、NOAHを馬鹿にしてる!と言われてもしょうがないかもしれません。ただ分かってほしいのは僕はプロレスが好きでプロレス団体全てがよくなって欲しいという気持ちでブログを書いています。
なので悪いと思った所はバンバン書きますし、イイと思ったところはしっかり書きます。そういった部分でもこのブログを読む際にはこんな奴が書いてるんだなと思って適当に流してくれるとありがたいです。
それでは~