プロレスの技から考えるレスラーとしての才能
プロレスには必殺技はなくてはならないものだと思います。今回は趣向を変えてプロレス技から色々なことを考えていきたいと思います。
最近のプロレス技の種類の増加
近年技が大量に考えられてきたおかげで中々オリジナルの必殺技を持つ人が少なくなっている気がします。悪いことではないとは思うのですが、やはり自分のオリジナルの技で決まった方が何となく説得力がある気がします。(気がするだけ…)
自分オリジナルのムーブや技を沢山持っている選手は試合も面白くトップ戦線にも絡んでいます。
例えばケニーオメガ選手ですね。
フィニッシャーの片翼の天使を始め、試合の流れを自分のものへ戻すVトリガー、ルーシュドライバー、高速ドラゴン…etc等試合の中で大量に技を出してくれるので長時間見ていても飽きません。どのタイミングでどの技を出すかしっかいり考えられる選手だと試合も盛り上がりますからね、その為には技をたくさんもっていなくてはいけません。
あまり、悪い例…とは言いたくないのですが技のパターンが少ない選手としてYOSHI-HASHI選手を上げたいと思います。
YOSHI-HASHI選手ですが、技のパターンが凱旋帰国以降まったくといってイイほど変わっていません。(パターンは変わらずとも石井智宏選手みたいに一つ一つの技に説得力があると面白いのですが…)
よく見る技として、スワントーンボム、かちあげラリアット、バンカーバスター、パワーボム(失敗の恐れあり)、バッククラッカーなどでしょうか。どの技も優しいといいますか、相手を倒したいという気持ちが伝わり辛いです。頭から落とせとはいいませんが華のある技、派手な技(SANADAのラウンディングボディプレス的な)が欲しいですね。それをやったら確実にフィニッシャーが決まる!と思わせるカルマに繋がる技があったら盛り上がりは増えると思います。
フィニッシャーの前に決める説得力のある技
試合を観戦していて思うのは終盤のラッシュをスピーディーにかけられると会場は大爆発する傾向にあります。その為にはフィニッシュの前になんらかの技をかけて止めとばかりにフィニッシャーを出すと僕はとても嬉しいです。
最近フィニッシュ前に出す技としてDの悪夢はとても説得力があり、TIMEBOMに行く前に首にダメージを与えると共通した部分を攻めているので終盤にこれがでると盛り上がります。
フィニッシャーのデスティーノを決める前に、ランニング式、旋回式とバリエーションを持った技を閃きで出せる内藤選手も流石といったところです。デスティーノ以外にもグロリア、フライングエルボー、浴びせ蹴り等試合のぺースを自分に引き寄せるのがうまいタイプです。(ケニーオメガと手が合うのはこの為でしょう)
稀な例、オカダカズチカ
僕はオカダカズチカ選手が技の種類が豊富で、天才的な閃きをもっているとは思えません。しかし試合を見ていると熱い試合を展開してくれます、ただ長時間の試合になると同じ技を連発するのはちょっとどうかなとは思いますが、会場にいけばそんなことはどうでもよくなります。
代名詞のドロップキックです。ツームストンパイルドライバーと合わせてレインメーカーのつなぎ技として使っています。
ただこの二つの技一試合でなんども使いすぎな気がしています。特にケニーオメガ戦のドロップキックなんて何回やったか覚えられないですね(Vトリガーもですが笑)。
ただそれでも試合を成り立たせて説得力のあるレインメーカーで止めを刺すという構図が少し前は飽きていましたが、最近になってそれができる選手が素晴らしい選手だと気付きました。
まとめ
技を沢山持っている選手は強い!というと安直すぎますが、どのタイミングで技をだすか、試合の盛り上がりの絶頂はいつか等考えて試合をしている選手が面白い試合を演出しているのかもしれませんね。ケニー、オカダ、内藤にしろ(あげればきりがありませんが…)大きい会場で派手に暴れている姿をみるとこっちもプロレス見に来てよかったとなるので今後も勢いが衰えないように素晴らしい試合を見せてもらいたいです。
皆さんは、好きなプロレス技はありますか?僕はまだまだあるのですが一つ一つの技で考察してしまうので技紹介のブログではありませんでしたが、珍しい技、僕が知らない技等教えてもらえると嬉しいです。それが見たことない団体だった場合色々な幅が広がるので良かったら教えて下さい。
それでは~