棚橋VSオカダがいまいち盛り上がらない理由とは
どんたくでの棚橋VSオカダにはストーリーがありました。
両方に最多防衛の記録がかかっていましたからね。
神戸で権利書を懸けて戦う二人ですがいまいち盛り上がりがうすいなと感じる部分があります。その理由について考察したいと思います。
ピークが過ぎた?
4,5年前はまだこのカード連発していたんですけどね。毎年毎年何度目だよと思わせるくらいやっていましたが、集客力もある二人だからこそ認められていたカードだとは思います。しかし最近では棚橋のコンディションの悪さから棚橋、オカダと言われてもピンとこない部分があります。
選手層の厚さ
特筆すべきは新日本プロレスの層の厚さです。どんなにいい試合をしても、どんなに人気があってもIWGPという高い壁はなかなか超えられません。しかし、石井、飯伏を始めIWGPに絡まなくても人気の選手はたくさんいます。ただ、そういった選手は試合で派手な試合を行えるので今の棚橋には少しきついのかなとも思えます。
試合以前にごちゃごちゃしすぎている
G1でオカダを倒せなかったから権利証をかける!ならシンプルで分かりやすいですね、しかもオカダに完勝することができれば棚橋は完全に復活できます。ただ、今回の場合ケイオスのごたごたや棚橋のYOSHI-HASHIを勧誘等、試合以外のところが目立ってしまっています。
ケイオスやYOSHI-HASHIのことは権利証にはなんにも関係がないのです。オカダが誤爆して反乱した、棚橋がYOSHI-HASHIを欲しいと自分の欲の為に行動しているので感情移入がしづらいのでしょう。
別府で行われた、セミ、メインの試合のストーリーを思い出してください、タイチに何故期待をしたのか、内藤のコメントが何故面白いのか、答えは簡単です。お客さんが感情移入しやすいように、NEVER、試合順のこと、別府でしか扱えないその場限りのやりとりをしてくれていたからです。
もし次の大会でも同じ、セミ、メインで試合が組まれたとしてもまたその大会でしか見られない発想で面白くしてくれるでしょう。
しかし今の棚橋、オカダにそこまでは期待できません。G1 で活躍できなかったYOSHI-HASHIの取り合いなんてみたくないですからね…。シンプルに二人の試合だけを楽しめたらよかったかもしれないですが…
棚橋の考えとは
せっかくYOSHI-HASHIを誘ったのですから、展開を面白くしたいという棚橋の気持ちはわかりますがいまいち盛り上がりません。
いっそのこと権利証戦でYOSHI-HASHIを乱入させてヒール転向!くらいのインパクトが欲しいですね。(棚橋にヒールは似合いませんけど)
年齢も年齢ですし、エースはオカダにあずけてヒールを突き進むのもありなのかもしれないですね。今変化しそいうな新日本プロレスならそれぐらいのことをやってもいいかもしれませんね。
まとめ
神戸の試合までになにかもう一つインパクトが欲しいですね。勝敗はどちらでもいいのですが、盛り上がり的に別府大会に負けそうなのが嫌ですね。せっかくに棚橋オカダブランドなので印象を変えるチャンスだと思って二人には望んでほしいです。
それでは~