ムイビエンなブログ

ムイビエンとはスペイン語で「とても良い」という意味です。言葉の通り良いブログにしていきたいと思いこの言葉を使いました。様々な視点からプロレスを語って行きたいと思いますので良ければご覧ください。

別府大会…もしかして埋まらなくて焦っているのでは?

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ここ最近、内藤、タイチのコメントに面白さを感じているのですが、内藤にはまだそれ以上に考えていることがあるのではないかと考察しました。

 

 

以下試合後コメントです。

 

後藤「そうか、お前、“セロリ”決めるのか。そもそも“セロリ決める”の意味がわからないけどよ、つまりは単純に、君のこと……ふざけんな!! 決めさせねえよ。このベルト、このNEVERのベルト、お前にはキリキリ過ぎて無理だよ!」

タイチ「♪フンフンフフ~ン(※と、『セロリ』のメロディを鼻歌で歌う) いつまで、セロリ決める気だ。答えがほしいのか、セロリの。知らないのか? オマエから仕掛けといて。オマエがセロリ決め出したんだろう。最後、何て言うか知ってる? 『何だかんだ言ったって』? 何だっけ? 『結局』?」

東スポ・岡本記者 『つまりは』
タイチ「『つまりは』?」
岡本記者 『単純に』
タイチ「『単純に君のこと、好きなのさ』。言っちゃってんじゃん、最初から。何、俺のこと好きなの? じゃぁオマエは何? 負けたら田口の横について『タグチJAPAN』じゃなくて、『タイチJAPAN』に入りたいの? タイチの横につきたいの? 子分になりたいの、俺の? 俺のこと好きなんだろ!? そうだな……いらねぇや、オマエみたいなヤツ(※言いながら吹き出す)。田口の横でコレ(※と、ざんまいポーズ)やってろっつんだよ。な!? 俺とオマエじゃ住む世界がもう変わったんだよ。それはもう出てる答えだからな。えっと……(※岡本記者を指差し)今日はいるな、伝達役。内藤のお友達。いるな。まぁ、あんまりガタガタ言うと、アイツがしつこく首を突っ込んでくるのもアレだしよ、これが最後だよ。最後に言ってやるよ、アイツに。NEVERのこと、アイツさぁ、すっごい昔にこんなことも言ってたらしいな。『NEVERのベルトを僕が、IWGP、いやそれ以上に、僕が価値を高めたいと思います!』って、言ったらしいな。ふ~ん……。で、どうなった? 提案者さんよぉ、その後どうなった? テメェの手でできねぇと見るや否や、お手上げで放置か。それで歴代のチャンピオンがNEVERにガタガタガタガタ言って否定して、テメェを正当化しようとして、そんなんじゃ、言ってることの筋が通らねぇんじゃねぇのか!? どうなんだ、内藤君! 聞かせてくれよ。……いや、いや、いい! アイツに関わると長くなるから、いい! 今度、個人的に聞かせてくれよ、そのこと。聞くから。時間作るから。それとよぉ、最後に、試合順のことだよ。俺はさぁ、『オマエが俺に頭下げに来るんだったら、代わってやってもいいよ』って言ったんだよ。何で俺がボスに対して、『すみません、試合順代わってください』って、何で俺が頭下げなきゃいけねぇんだよ! 『オマエが言うんだったら代わってやる』って言ったんだよ。人の話聞いてる? ちょっと頭おかしいんじゃねぇの? ホントに! ん? それとオマエはさぁ、よく、『俺はベルトを越えた存在だ。それ以上の価値がある』って自分で言ってるよね!? ということはさぁ、別府のメインイベントでは、タイトルマッチを越えた、すんげぇ試合を見せてくれるんだろ? アイツはベルトより輝いてるんでしょ? 自分でそう言ってなかった? (※岡本記者に)オマエ、友達だから分かるだろ? いっつもそんなこと言ってない?」
岡本記者 「内藤選手はそんなこと言ってますね」
タイチ「だろ? 『自分はベルトを越えた存在だ』って。ということは、タイトルマッチを越えた、すんげぇ試合をするんでしょ、アイツは? そういうことじゃないの? ベルトより輝いてるんでしょ? タイトルマッチよりも、さぞかしいい試合を見せてくれるんだろうねえ! オマエが勝っても負けても、去るオマエを見て、観客は全員スタンディング・オベーション。そんな試合を見せてくれるんだよね? まぁ、楽しみにしてますよ、別府。以上、そういうこと。(※岡本記者に)伝えとけ! 返答はいらないよ、長くなるから! もう別府まで時間ないからさぁ、後はオマエと2人でやってくれ。ということで。じゃぁな! まとめて話せよ!」
 
 「新日本プロレス公式」
 

 

 

内藤がタイチにコメントを求めたことで、試合順、NEVERに関してどんどん面白くなっていきます。ここまでバックステージで盛り上げたのは相当久しぶりなんじゃないかと思っています。

 

内藤「試合後、マイクを持って、王様の口元に差し出したんだけどなぁ。何か言ってくれると思ったんだけどなぁ。今シリーズずっと負けっ放しでさぁ、なかなかマイクを持てるチャンスもないでしょ? だから俺が差し出してあげたんだよ。あんなチャンス、なかなかないぜ!? 何か言ってくれると思ったんだけどなぁ。ちょっと残念ですわ」
東スポ・岡本記者「タイチ選手がですね、内藤選手は以前、NEVERのベルトの価値をIWGP異常に高めたいという発言をしていたにもかかわらず、自分の手でそれができないと見るや、お手上げになって、放置プレイにしてると。NEVERに対して無責任なんじゃないかと、そんなんじゃ筋が通らないだろう、と、言ってました」
内藤 「なるほど! いろいろ調べたんだろうねぇ。素晴らしい返答じゃないですか。素晴らしい答えだと思いますよ。かつて俺が、その言葉を言った、それは間違いない事実だからね。でもさぁ、もし持ち出してくるんならさぁ、そうだなぁ……せめて3年前かな。ロス・インゴベルナブレスを持ち帰ってからの内藤の発言でうまく文句を言ってほしかったかな。まぁ俺は、過去の自分は否定しないよ。その時、確かにその言葉を言ったよ。その時それぐらいの情熱を持って、NEVERに接してたよ。それは間違いない事実だからね。でもそんな昔のことを言い始めたらさぁ、俺も言っちゃうよ!? じゃあアナタ、全日本プロレスに入る時、何て言って全日本プロレスに入ったんですか? ジュニアタッグに絡んでた時、何て言ってたんですかねぇ? そのへん、ちゃんと実行したんだろうねぇ!? だとしたら、今の言葉を言う筋合いはあるかもしれない。でも、かつて何も成し遂げなかった男が、この言葉を言っても、うーん、どうなのかなって俺は思うね。まぁ、でも、彼なりに考えたんだ。素晴らしい答えじゃない。ちょっとね、胸に……突き刺さりはしないけど、かすったかな。いい答えだと思いますよ」
岡本記者「あとですね、」
内藤「えっ!? まだあんの?(笑)」
岡本記者「試合順のことに関してなんですけど、タイチ選手が、『何で俺がボスに代わってくださいって頭を下げなきゃいけないんだ』と。『頭を下げろって言ったのは、俺がオマエにそう言ったんだ』と」
内藤「なるほどね。じゃぁ俺が頭を下げたら、彼は主張するってこと? 試合順を変えろって言うってこと? だとしたら、俺は潔く、この場で頭を下げますよ。(※カメラの前で“気をつけ”の姿勢になり)タイチ選手! 別府大会の試合順、メインイベントとセミファイナル、どうぞ、代わってください! お願いします!(※と、頭を下げる) これでいいのかな? これでいいんでしょ、タイチ選手!? (※岡本記者に)内藤がちゃんとタイチ選手に向かって頭を下げましたよと、明日、いや、今日中にタイチ選手にお知らせください。その答え……そうだなぁ、今度気が向いたら、またファミレスに緊急招集するんで、その時に聞かせてください。ではでは次は、明後日、広島でまたお会いしましょう! アディオス!」
ほぼ毎日大会で話題を提供しています。鈴木みのる、後藤、タイチ全ての人間に絡みここまで面白くしたのは内藤の功績です。
しかし…別府大会の為に頑張りすぎでは…?と思ったので以下考察です。
 
・去年の別府大会に埋まらなかったのを気にしている
この間別の記事で話した通り去年の別府大会は満員とはなりませんでした。そして今回の別府大会もまだ前売り券はそこまで売れていません。メインがスペシャシングルマッチなのでしょうがない部分もありますが、そこは自分が頑張らないと…と思ったのでしょう。なのでここまで話題を提供しているのです。
 
 
・東京ドームを見据えている
去年はG1クライマックス覇者、一昨年はインターコンチのチャンピオンと9月時点で内藤は東京ドームで試合を行えるのはほぼ確定の状況にいました。しかし今年はまだなにもやれていません。鈴木みのるからインターコンチを奪取したのみで、大阪城ホールでクリスジェリコに奪われています。
そんな状況を打破する為には、別府大会を満員にし、鈴木みのるに勝利し、話題でもNEVERより上というのを証明してなにかしらのベルトに絡みたいのではないのでしょうか。口ではベルトを超えた存在と言ってはいますが、ベルトがないと東京ドームではなかなか試合が組まれずらいでしょうから。
 
 
これから
現在の内藤の人気を持ってしても、東京ドームのメインイベントに立つのは苦しのが新日本プロレスの層の厚さを表しています。
これはいい事なのか悪いことなのか…マンネリ化しないように色々な話題を内藤選手には提案してもらいたいですね。
それでは~